基本設定

各ソフトの設定を行います。複数のパソコンで使用する場合、ほとんどの設定は全てのパソコン共通ですが、一部の設定のみは設定をおこなったパソコンのみで有効になります。

1. 全般タブ
  • メイン画面の閉じる(×)ボタンを表示しない・・・パソコン固有の設定。各ソフト共通。
  • メイン画面を常に最大表示で開く・・・パソコン固有の設定。各ソフト共通。
  • 使用者選択画面で、確認画面を表示しない・・・各ソフト共通。
  • このパソコンでタスク処理制御を行う・・・パソコン固有の設定。このパソコンでメニュー画面が表示されているときに、タスクスケジュール設定された時間にその処理を開始します。
  • 冊数入力で、EAN13形式のバーコードを使用する・・・各ソフト共通。EAN13形式で数字のバーコードを読み込んだとき数値に変換します。
  • 冊数入力でゾロ目入力をチェックする・・・同じ数字が2個以上入力されたときに注意メッセージを表示します。
  • 冊数入力でこれ以上の大きい数をチェックする・・・指定値以上の数値が入力されたときに注意メッセージを表示します。
  • NumLock警告音・・・NumLockランプが消えた状態で入力されたときに注意メッセージを表示します。
2.バックアップタブ
  • アップセットを実施する時期?・・・「起動時」を選ぶと、その日最初にいずれかのプログラムを起動したときにフルバックアップを行います。
  • サブバックアップを残す日数・・・指定したフォルダにあるサブバックアップファイルが、指定日数以前に作られたデータである場合に上書きされます。

下欄のサブバックアップ先はデータサーバーPC内に限ります。
ネットワーク上の他PCにはバックアップできません。サーバーPCで設定した場合のみ有効になります。

  • 参照ボタンを押すと、フォルダ指定ダイアログ画面が表示されます。
3.作業記録タブ
  • バックアップ以外の作業を記録する・・・「する」「しない」から選択。作業一覧への記録の有無を設定します。
  • 注文納品書の記録方法・・・「取引ごと」「顧客ごと」「総計」のいずれかを選択。
  • 入金(値引)入力の記録方法・・・「個々」「扱い者別」「総計」のいずれかを選択
  • 作業記録データを保管する日数・・・作業一覧に保存する日数を設定します。
4.定期雑誌タブ
  • 雑誌入荷を開いた時の日付・・・「当日」〜「七日後」から選択。楽本外商の雑誌入荷を開いたときの日付の初期値を設定します。
  • 休配曜日・・・「日曜日」〜「土曜日」のいずれかを設定。上段の「雑誌入荷を開いた時の日付」の設定と関連します。
  • 雑誌別集計表を印刷する条件・・・「全部」「予約有りのみ」いずれかを選択。
  • 現金扱い顧客の定期納品書の印刷・・・「する」「しない」から選択。
5.納品書タブ
  • 納品書のタイトル・・・「納品書」「納品請求書」「納品案内」から選択するか、それ以外の値も入力できます。
  • 納品書右票のタイトル・・・左右対称の控付き納品書のみで有効。「納品書控」「請求書」「領収書」から選択するか、それ以外の値も入力できます。
  • 現金扱いの納品書タイトル・・・顧客種別の種別が「現金扱い」に設定された顧客のタイトルの設定。「納品書」「予約票」「納品案内」から選択するか、直接に入力します。
  • 定期注文納品書に納品日を印刷・・・納品書右上の伝票日付覧の表示を「和暦」「西暦」で行うか、日付印刷を「しない」かを選択します。
  • 定期注文納品書に作成日付を印刷・・・「する」「しない」から選択します。
  • 前月残・現残高・入金額の明細覧の印字…「前月残」・「現残高」・「入金額」の全てを印刷するかしないかを選択。「しない」の場合、下の3項目は無視されます。
  • 前月残の金額の印字…「前月残」の印字を「する」か「しない」かを選択
  • 現残高の金額の印字…「現残高」の印字を「する」か「しない」かを選択
  • 入金額の金額の印字…「入金額」の印字を「する」か「しない」かを選択
  • 号数までの雑誌名の字数…定期納品書では、雑誌名の後に号数が表示されます。納品書によって表示幅が違うため、枠内に収まらない場合はここで調整できます。大きな数字にすると号数が印字されなくなる場合があります。
  • 納品書で、商品コードのかわりに出版社名を印字する・・・チェックすると出版社名を印字します。出版社名は商品元帳の登録値を参照します。出版社名が登録されていない場合、書籍は出版社、雑誌は雑誌元帳の登録値を参照します。
6.入金・売掛タブ.
  • 配達手数料締日(月末は31日)…配達手数料の計算の締日(区切る日)を選択します。
  • 店渡しの現金扱いを記録する日数…本来は現金扱いは記録する必要はないのですが、納品書の再発行を行う為に数日間は納品データを残しています。その期間を設定します。通常は7日程度にします。
  • 納品一覧で納品明細や入金明細を削除可能に…納品一覧で「行削除」ボタンを押したときに削除可能にするかを設定
    • しない…削除不可
    • 使用者パスワード…使用者パスワードを入力して、合致すれば削除可能
    • する…削除可能
  • 値引入力の請求書での表示名…「値引入力」処理で入力された値を、請求書で表示する際の表示名をリストから選択するか、直接に入力します。
  • 掛率値引(商品別割引)の請求書での表示名
    • 値引の方法が「合計値引のみ」の場合…掛率が100以下の顧客の掛率割引の値の請求書での表示名をリストから選択するか直接に入力
    • 値引の方法が「納品時の値引」の場合…納品時に値引いた値の請求書での表示名をリストから選択するか直接に入力
  • 入金の請求書での表記名…「入金入力」処理で入力された値を、請求書で表示する際の表示名をリストから選択するか、直接に入力します。
  • 前期繰越金の請求書での表記名…請求書で表示する際の表示名をリストから選択するか、直接に入力します。
7.顧客元帳タブ
  • 顧客元帳で、前月残、現残高、売上累計、ポイントを変更可能とする…チェックしておくと、顧客元帳画面で変更できるようになります。
    • 注意:チェックしておくと、他の者が勝手に残高を変更する危険性があります。
  • 補助項目覧の表示名…顧客元帳画面で「補助項目覧」の名前を変更できます。リスト内から選ぶか、独自入力も出来ます。名前を変えた場合のプログラム上での対応は次の通りです。
    • 請求宛名…請求書と各種伝票において、補助項目覧にデータの入力された顧客は氏名と入れ替えて印刷します。会社で納品書は個人名や部課宛として請求書を会社名とする時や、官公庁で請求書を市町村長名にする時に便利です。
  • 顧客元帳の値引計算の初期値…「切り上げ」「四捨五入」「切り捨て」のいずれかから選択。新規顧客を追加した際の初期値となります。顧客ごとに変更できます。
  • 掛率と各種元帳の割引率の優先…「掛率優先」「割引率優先」「相乗」から選択。
  • 地区と顧客元帳で郵便番号を入力した時に住所を更新する…顧客元帳と地区の画面で、郵便番号を入力したときに該当の住所を、顧客元帳は住所欄に、地区は地区名欄に自動的に入力します。
  • 届け先には、住所と同じ値を代入する・・・住所を登録した際に届け先も連動します。
8.請求書タブ
  • 請求書に表示する年数表示…「和暦表示」か「西暦表示」か選択します。
  • 請求書合計覧横の消費税の表示方法…リスト内から選択するか、直接に入力します。
  • 請求書更新後にデータ不整合を印刷する…前月残+納品額-入金額の値と現残高の額が合わないときに「印刷」するか、「しない」か、「ファイル」に記録するかを選択します。
  • 請求書のタイトル…リストから選択するか、直接に入力します。
  • 請求書控えのタイトル…控付請求書の控えタイトルをリストから選択するか、直接に入力します。
  • 集金一覧表で、請求額ゼロの印刷・・・「全部印刷」「印刷しない」から選択します
  • 種別合計欄の印字・・・請求書下方の前月請求額、入金額や消費税別合計を印字するかしないかを選択できます。
  • 請求書・各種伝票で、商品コードのかわりに出版社名を印字する・・・チェックすると出版社名を印字します。出版社名は商品元帳の登録値を参照します。出版社名が登録されていない場合、書籍は出版社、雑誌は雑誌元帳の登録値を参照します。
9.消費税タブ
  • 消費税率…消費税率が5%から変更になった時はここを変更します。
  • 顧客元帳で税区分の初期値…顧客元帳で新規顧客を追加したときの税区分の初期値。「雑誌内税書籍外税」「外税」「内税」のいずれかを選択。
  • 顧客元帳で税計算方法の初期値…顧客元帳で新規顧客を追加したときの税計算方法の初期値。「両方四捨五入」「内税四捨五入、外税切り捨て」「内税切り捨て、外税四捨五入」「両方切り捨て」のいずれかを選択。
  • 注文納品書での価格の入力方法初期値…顧客コードを入力したときの価格入力方法を、「本体価格」「税込価格」どちらにするかを選択
10.客注タブ
  • 客注入力で「新規」に使用する顧客コード・・・外商用の顧客と客注で使用する顧客コードを分けることができます。分ける場合、何番からを客注ようにするかを設定します。
  • 客注に使用する新規顧客の地区・・・客注入力で新規ボタンを押したときの地区コードの値
  • 客注に使用する新規顧客の担当者・・・客注入力で新規ボタンを押したときの担当者コードの値
  • 店売用に使用する顧客コード ・・・客注チェックの「顧客かな」欄の「店売」を押したときに表示する顧客コード
  • 客注の初期に表示する注文区分・・・客注発注を開いたとき、初めての出版社の場合の、注文区分の初期値。
  • 客注発注で印刷確認画面を表示する ・・・客注発注で「選択行を印刷」ボタンを押して印刷したとき、確認画面を表示するかの設定
  • Web発注に追加する顧客名の文字形式・・・「全角」「半角」いずれかを選択。
  • 「本屋の村サーバ」の出版社データ参照・・・「しない」「未入力時」「する」から選択。

 

11.注文書タブ

A4用紙、もしくはFAXソフトで印刷する場合、注文書に印字する値を設定します

  • 注文書のメッセージ・・・注文書の上部に印字するメッセージ
  • 発信元欄に印字する担当者・・・発注責任者として印字する担当者名を選択。
  • 送信元欄・・・ユーザー登録で入力した値を表示。ここでは変更できません
 
12.雑誌管理タブ
  • 雑誌バーコード入力した際の商品名表示参照元・・・「商品元帳」「雑誌元帳」のいずれかを選択
  • 雑誌入荷一覧表に前号の在庫数を表示する・・・チェックすると前号在庫数を印字。
  • 日付指定の定期改正処理を行う・・・毎日定期改正処理を行う場合にチェック
  • ムックやコミックで、雑誌コード+号数からISBNに変換する・・・注文納品書や商品入力で雑誌コードと号数を入力した場合に参照
  • 定期改正で卸配本数を定期数とみなす割合 … 顧客種別の種別が「卸扱い」になっている顧客の予約数を定期数として扱う割合
  • 「本屋の村サーバ」で雑誌データ参照・・・「しない」「移動のみ」「する」から参照。
  • 号数抽出(雑誌コードの一桁目)・・・FTP/Webで送信するときに、雑誌コードに号数を追加する場合にチェックします。
  • 定期改正用の入荷データを初期化する・・・「日付指定の定期改正処理を行う」にチェックされていた場合、このボタンを押すと、過去の定期改正用元データを削除します。
13.商品管理タブ
  • 「売上短」の期間・・・商品元帳の「売上短」の期間を設定
  • 「売上長」の期間・・・商品元帳の「売上長」の期間を設定
  • 「本屋の村サーバ」から商品名を参照・・・「しない」「する」から選択
14.商品補充タブ
  • 売上と返品データを補充データに追加する時の設定・・・POS・外商・商管の売上と返品伝票の入力データを、補充データに追加する条件設定
    • 補充発注に追加する・・・チェックすると、下2項目の条件に合致する場合に追加されます
    • 年間売上実績何冊以上(-1ですべて)・・・商品元帳の年間売上数(売上長)から設定
    • 在庫数何冊以下(-1ですべて)・・・商品元帳の現在在庫数から設定
  • 発売日からの経過日数による売上の補充数算出・・・発売日からの経過日数が、60日以内と61日以上(発売日未入力は61日以上)に分けて、補充発注数を計算
    • 補充発注パーセント・・・補充発注数を求めるための、3ヶ月売上数(商品元帳の売上短)に掛ける乗数
    • 3ヶ月売上何冊以上は最低1冊発注・・・上記項目計算で補充発注数が0の場合でも、この項目冊数以上の3ヶ月売上の場合は、補充発注数を1冊とする。
  • 未入荷書籍、何日以上で再発注(0でしない)・・・補充発注や追加発注後、何日経過した時点で未入荷の場合は、再度補充リストに追加するか
  • 本体価格、何円以上は補充発注数を計算しない・・・この設定値以上の本体価格の場合は、補充一覧表での補充発注数を0冊とする
  • 年間売上何冊以上は最低1冊発注する・・・年間売上(商品元帳の売上長)がこの設定値以上の場合は、最低1冊は発注する
  • 最大補充発注数・・・上記項目で計算された発注数は、この設定値以上にはしない
  • 在庫数を反映する・・・完全単品管理(単品棚卸を実施し、在庫数を把握している場合)を実施している場合は、上記項目で算出された補充発注数から在庫数を引いた値を補充発注数とする
  • 外商の売上データの追加・・・「する」外商で入力した注文納品書や商管の売上入力の売上数も補充発注書に追加する。「しない」POSデータのみ
  • 商品補充に追加する商品種別・・・チェックした種別を補充に追加されます。

 

15.送信タブ
  • 売上データのWeb送信を行う・・・売上データを送信する場合にチェック
  • 定期納品書・注文納品書もWeb送信に追加する・・・チェックすると、外商の定期納品書・注文納品書の売上も追加されます。
  • 売上伝票の入力データもWeb送信に追加する・・・チェックすると商管の売上入力の入力も追加されます。
  • 返品データのWeb送信を行う・・・返品データを送信できる取次は限られていますが、送信する場合にチェックします。(2010年9月現在では送信可能な取次はありません。)
  • 定期改正データのWeb送信を行う・・・FTPやWebで定期改正を送信する場合にチェック。
  • コード発注データのWeb送信を行う・・・FTPやWebでコード発注データを送信する場合にチェック。
  • Web送信を行う取次にチェック・・・FTPやWebで送信する取次にチェックします。
16.FTP/Web受信(入荷)タブ

雑誌の入荷に関する設定

  • 雑誌コード1桁目 ・・・ 雑誌コードの1桁目で取り込むデータを選択できます。
  • 入荷済みの号は雑誌入荷に追加しない。(商品元帳へ追加)・・・既に入荷済の号は、雑誌入荷に追加せずに、直接に商品元帳に追加します。
  • 商品名も利用する(チェックしない場合は雑誌名)・・・受信した商品名を、納品書の商品名とします。
    受信するデータによっては、特集タイトルを商品名にしていることがあります。データにはそれぞれクセがありますので、それに合わせて設定してください。
  • 入荷数ゼロは追加しない・・・入荷数ゼロも含んでいるデータの場合に有効です。

全ての入荷に関する設定

  • 入荷案内の重複伝票チェックは、日付が違っても同一伝票とする・・・日付が違っても同じ伝票番号の場合は重複伝票チェックに表示します。(取次によって、伝票番号の塚方が違います)
  • 商品月報への入荷数更新は、商品コードの付いてある商品だけ行なう・・・追加の有無を設定。
  • 記録用データを保存する日数・・・設定した日数だけ保存します。
  • 商品記録に追加する区分・・・楽本商管の商品履歴で表示する区分を設定します。
17.FTP/Web受信(商品)タブ
  • 既存の場合に入れ替える項目にチェック・・・受信したデータが既に登録されている場合、チェックされていれば更新されます。新規データや既存でもその項目が未登録の場合は、チェックに関係なく記録されます。
  • 独自コードにトーハンACコードを格納する・・・トーハンからデータ交換で受信した場合に反映されます。
  • 未入荷商品リストから重版・セット品を除く・・・トーハンのTONETS-Vからセット品データを受信した場合に反映されます。
  • 新規に追加する雑誌部門・・・新規の雑誌コードの場合、追加する雑誌部門の設定
18.Webタブ
  • Web処理する取次・・・取次のWebサイト(TONETS-V、NOCS9000、ごんた堂)との連携処理をする場合、取次コード=1か2のいずれを使用するかの設定。
  • 接続サイト・・・どのWebサイトを利用するかを設定。

 ※ Web-TONETS GSは選択できません。

 ※ TONETS-VはInternet Explorerでダウンロード後の取込処理になります。